• 2015/03/27
  • Edit by コクリ!プロジェクト事務局

コクリ!エコシステム

コクリ!エコシステムを創れば、コクリ!社会が立ち上がっていきます。

1. みんなゴト化

地域内のつながりと仲間を増やしていく“みんなゴト化”

コクリ!エコシステムを創るには、まず何よりも地域に火を付け、地域を盛り上げていく“タネビスト”たちが欠かせません。彼らが中心となって形成した“火おこしチーム/エンジンチーム”が、地域で“コクリ!ミニキャンプ”“コクリ!ミーティング”といったイベントを開催し、地域内のつながりと仲間を増やしていく“みんなゴト化”が、コクリ!社会を築く基盤となります。なお、タネビストは、意欲の高い人なら誰でもかまいません。県庁・市役所・町役場などの方々でも、何らかの組合や青年部、企業、NPOの方々でも、主婦の方々でもよいのです。

 この段階で大事なことは、コクリ!ミニキャンプ、コクリ!ミーティングなどで“土創りサイクル”を伝播・浸透させていき、タネビストを増やし、共感・共鳴が起こりやすい環境を地域に創っていくことです。本音で話し合い、共に行動を起こせる仲間が増えるほど、地域イノベーションを起こしやすくなります。私たちが行っている“コクリ!キャンプ”や“コクリ!ラボ”も、みんなゴト化の一環です。

3カ月に一度のラボメンバーによるラボの様子

2. 地域イノベーションの仕組み化

地域にタネビストが増え、地域内外のつながりが充実してくると、あちこちで地域を変えるための行動“地域イノベーション”が自然と起こってきます。問題は、放っておくと単発で終わってしまうことです。継続的な実行には、何らかの組織や営利・非営利事業などの仕組みが欠かせません。樹木のメタファーでいえば、地域を変える行動の「芽」から、いくつもの仕組み「苗木」を創って試し(ビジネスモデル開発と実践)、そのなかで軌道に乗ったものを「木」として育てていけば、地域に豊かな「実り」がもたらされるはずです。その間に、コクリ!キャンプなどで継続的に都市や他地域の人々とのつながりを密にしていくと、実現や創造の可能性がより高まる場合が多いでしょう。なお、コクリ!ラボのメンバーは、各地域で地域イノベーションの仕組み化も実践・研究しています。

コクリ!エコシステム

3. コ・クリエーションの連鎖

数々の仕組みができ上がり、継続的な地域イノベーションが目に見える成果を上げ始めた頃には、共創が共創を生み出す“コ・クリエーションの連鎖”がすでに地域内で起こっているはずです。コ・クリエーションの連鎖が、地域内にコクリ!エコシステムを立ち上げていきます。また、そこここで燃え上がった火が次の種火になり、木から得られた「薪」が燃料となって、コクリ!エコシステムをさらに豊かにしていきます。

 

コクリ!宣言

 

あらゆる人が本領を発揮し、化学反応を起こし、活かし活かされ合いながら自然と共生する持続可能な社会を共に創ること。