• 2018/01/29

自己変容を起こすためのあり方・行動指針――「コクリ!7ヶ条」とは?

「コクリ!7ヶ条」は、コクリ!プロジェクトに関わる一人ひとりが自己変容を起こし、歴史を変えるような地域・社会システム変容」を起こしていくために必要な「あり方・行動指針」です。

GIプロセスの探究を成功させるうえでコクリ!7ヶ条が欠かせない

「コクリ!7ヶ条」とは、一言で言えば、コクリ!2.0の場に参加していただく方々に大事にしていただいている「あり方・行動指針」です。特に、非日常の場だけで変化は起こせない本質的なシステム変容を起こしていくには、「日常」の生き方が変わっていくこと、つまり「一人ひとりが自己変容」していくことが大切と考えています。日常の中で、「本物の自分」であり続けるために、他の人との組み合わせによるコラボレーションだけではなく「深いコ・クリエーション」を起こしていくために、結果的に「歴史を変えるような地域・社会システム変容」を起こしていくために、生きていく上で大切な「あり方・行動指針」を「コクリ!7ヶ条」としてまとめました。大切な観点だけでなく「問い」も用意し、自分との対話が促進されるように設計しています。

そのあり方を担保するものとして、私たちは「コクリ!7箇条」を用意しました。次の7つです。私たちは、GIプロセスの探究を成功させるうえで、このコクリ!7箇条が欠かせないと考えています。

(1)自分の「根っこ」とつながる

一人ひとりが、その人だけのギフトを持っている。湧き上がる想いに従って、本領を最大に発揮したときにこそ、生まれてきた意味を感じられるはず。忙しい日常の中では「やらねば」サイクルに振り回されることもあるけど、「やりたい」サイクルで生きていこう。
◎このために生まれてきた、と感じる“根っこの想い”はなんですか?

(2)恐れを超えて、未知に踏み出そう

安全地帯から抜け出して、未知の自分にチャレンジしよう。最初は不安や居心地の悪さがあるかもしれない。でもその先に、予想だにしない未来の自分がいる。自己変容へのオープンさが、社会の新しい扉を開く。見守ってくれる仲間がここにはいる。
◎未知の自分が3割あるとしたら、それはなんだろう?

(3)仲間と「根っこ」でつながる

肩書を外した「まるごとの人」として相手とつながろう。今の仕事や立場だけでなく、その人の根っこの想いや、その人もまだ見えていない可能性を見いだそう。その人の痛みを自分の痛みに感じるほどの運命共同体になったとき、本物のコ・クリエーションが起こる。
◎その人の、エネルギーが湧き出る“想いの源泉”ってなんだろう?

(4)「身体の声」は可能性の扉

今までの思考の枠組みを超えて、新しい何かを生み出したいなら、頭が「考える知性」と同じくらい、身体が「感じる知性」も大事にしよう。身体の喜びや違和感は、人間が持っている超高性能なセンサーからの大事なシグナル。「身体の声」に耳をすまそう。
◎頭はまだ知らない、身体が知っている智慧はなんだろう?

(5)自分を巡る大きな環に想いを馳せよう

先人が紡いできた長い歴史を感じること、数世代先の未来を見据えること。私たちは命のバトンをつないでいる。生命・自然・経済・産業は全てつながり、お互いに影響し合っている。システム全体や循環を感じることから、私たちの使命が見えてくる。
◎100年後からみて、私たちが本当に起こすべき行動はなんだろう?

(6)集合的無意識のなかに、次の時代のうねりがある

多様性を持った私たち。その集いの中から、集合的無意識に眠る兆しを掘り起こそう。異なる価値観に心を開き、耳をすまそう。もやもや・ゆらぎにゆられながら、未来を示す、時代の声なき声を感じよう。次の時代のうねりは、すでに生まれているはず。
◎まだ形になっていない、私たちの無意識の願いはなんだろう?

(7)信じる世界を、体現しよう

「信じる」力を信じよう。このコミュニティもフィールドも、壮大な実験室。妄想を信じる仲間がここにいる。すぐ形にして確かめる。確かめて壊して、また作るを繰り返すと、ありたい形が見えてくる。今ここから信じる未来を生きてみよう。
◎心から願う、作りたい世界を、今生きていますか?

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